介護予防は口腔から見直しをしていこう
介護予防を考えるとき、運動や脳トレなど考える方も多いと思いますが、一ん番簡単で、一番やらなくてはいけない事は口腔の見直しなんです。
高齢化するとともに身体的な機能は低下するので、最低限維持させることを自ら進んで改めていってほしいので今回のテーマにさせて頂きました。
まず初めに考えて頂きたいの「口腔ケア」です。
口腔ケア
高齢になり歯の本数が減ったり、嚙む力が弱くなってくると当然食べられるものが限られてきます。自然と柔らかいものだけを好むようなっていきます。同時に租借機能が低下し飲み込む力までもが奪われていきます。
それにより更に柔らかいものを求め負のスパイラルに陥ってしまうのです。
そうすると摂取しなければならない栄養素を取ることが出来なくなってしまうので「歯」の健康は維持していただきたいです。
歯磨きはもちろんのこと、最近では薬局にデンタルリンスなども売っていますので、是非試してみて下さい。
栄養素
噛む機能が低下すると肉類や繊維質の野菜を取ることが少なくなってきます。
それによりタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維が不足して筋力の低下や、便秘などの症状が出始めていきます。
タンパク質は筋肉や内臓、皮膚、血液などの主要な構成成分なので必ず摂取してほしい食材です。
歳をとったら肉を食べよう! そう主張したいくらい大事なものです。
ここでも負のスパイラルに陥りやすいので注意してください。
また、高齢になると冷え性を訴える人が増えてきますが、ビタミンやミネラルが不足していくとそのような症状になることもあります。また疲労感が残ったり、イライラしたりしますので野菜、果物、海藻、乳製品は出来るだけ多く摂取しましょう。
食物繊維は嚙み切れないという理由で避けてしまいがちです。知っての通り便秘を防ぐ効果もありますし、糖尿病や肥満予防の効果もありますので、こちらも出来るだけ多く摂取してください。
食事のバランス
実は私も今心掛けていることですが、バランスの良い食事をとることの重要性を声を大にして言いたいです。
例えば吉野家で牛丼食べるなら、牛丼だけでなく、サラダ、味噌汁、卵までつけてください。
いわゆる1汁3菜ってやつです。
身体を維持するのに必要な栄養素をまんべんなく取ることが本当に重要です。(実感)
運動
どこへ行っても言われるのが「運動」です。
身体が重く感じるのでどうしても体を動かすことに抵抗を感じてしまう人が多くいますが、運動は欠かしてはいけません。
何故なら筋肉は何歳になっても作ることが可能なのです。
筋肉が付けば基礎代謝が上がり、血液の数値も良くなります。これは私自身が体感しています。
一日に1時間は運動することを心掛けていきましょう。
まとめ
人間として生まれた以上人間として過ごしたいですよね。
美味しいものはおいしく食べて、末永く健康で元気に過ごしたい・・・
これは誰もが憧れるシニアライフではないでしょうか?
「食う寝る遊ぶ」という言葉が流行った時期がありましたが、これをできるようになるにはしっかり食べて、しっかり動くことが基本にあることだと理解しましょう!
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