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介護予防指導士として介護予防協会からはじめての取材

「とよたMケアの会」が介護予防協会様の取材を受けました。

2018年から心と身体の健康づくりと集いの場を目的に作られた我会ですが、その歩みとヒントと教訓がぎっしり詰まっています。

取材を期に歩んだ道を振り返ってみるのもいいなと思いお受けさせて頂きました。

介護予防指導士を受講され中々一歩を踏み出せないでいる介護予防指導士さんの参考になればと思います。

取材内容としてはQ&A方式ですので取材内容そのまま書かせて頂きます。

Q1 介護予防指導士講習を受けたきっかけはなんですか?

音楽療法士として要介護の方や認知症ケアの現場に携わる中で介護が必要になる前の予防活動が重要だと思い。地域で活動するために受講しました。

Q2 講習終了後、まずどんなことから始めましたか?

会の趣旨に賛同する仲間を集め、地域で介護予防教室を行う会を立ち上げました。

Q3 介護予防の活動をするにあたり、協力してくれる団体や頼りになった人は?

・本講習の講師であり、中部ブロック長でもある大野孝徳さんに、講習終了後その場で介護予防をのための会を立ち上げる意向を伝えました。そこからアンケート作成のアドバイスやお仕事を見学させて頂くなど、親身になってサポートしていただきました。

・地域で介護予防活動を行う会ということで、まず「とよた市民活動センター」の市民活動団体という枠組みでスタートしました。組織として運営するのは初めてで、とにかく手探り状態でしたが、活動センターには、資金面で助成金の活用を勧めていただき(無事獲得)、運営・経理面では会計士やNPO代表の方に相談する機会を頂きました。広報面では活動センターの会報に紹介していただきました。

Q4 行政とはどのようにつながりを持ちましたか?

会の存在を認知してもらうためのプレゼンテーション活動と人脈づくりを頑張りました。

①地域の有志が開催する異業種交流会に出席し、会の紹介と体験会を実施。そこで他業種の方とつながりを待つことが出来ました。

②豊田市が行っているイベントに参加。会の趣旨、活動内容を知ってもらうべく、実際の活動を体験できる機会を設けました。

③行政主体の「とよたSDGsパートナー」に登録し、地域に貢献する意気込みを表明。

④「SIB*介護予防プロジェクト」への参加に声がかかり、今年の9月からスタート (SIB:ソーシャル・インパクト・ボンド。民間資金を活用して革新的な社会課題解決型の事業を実施し、その事業成果を支払いの原資とすることを目指すもの)

Q5 困ったことはありましたか?それはどのようなことでしたか?

集客:知名度もない中。参加者は集まるのだろうか・・・と毎回胃の痛くなるような思いでした。チラシを作成し、これまでの個人活動で知り合った人を中心に声かけをスタート。年齢的にインターネットでの広報は難しく、市の広報や新聞の折り込み広告なども活用しました。現在ではLINE交換やHPを見てくれる方も増えてきましたが、やはり告知・集客は現在も課題です。対策として、講座の内容はしっかり吟味し、お客様に満足していただく。それから、来ていただいたお客様に気持ちよくリピートしてもらえるような対応や雰囲気づくり、関係性づくりを心掛けています。

コロナ問題:会が発足して3年目。コロナで活動を休止せざるを得ませんでした。その頃、パソコンに強い会員が入会していたので、YouTubeに動画をアップすることに挑戦しましたが、動画を作成するにあたり、会内部で配信や動画に対しての意見が食い違うことも・・・。今ではわかりあうことが出来ましたが、色々と考えさせられる1件でした。

Q6 始めたばかりのころの経験談、印象に残っているエピソードなどあれば教えてください。

地域の60歳以上の方対象に、音楽+体操の講座を行ったのですが、初めは加減がわからず、参加している方は物足りなかったり、疲れすぎたり・・・手探り状態でした。徐々に参加者との関係性ができフィードバックもいただけるようになったおかげで、プログラムが確立してきました。

Q7 あなたが介護予防指導士として活動していて、うれしいこと、手ごたえを感じることはなんですか?

・参加者のプラス変化(参加頻度、表情、発言、交流、社会参加など)

・コロナの影響で開催できない期間も、活動の再開を待っていてくれること。

Q8 介護予防指導士ろして活動するうえで、これだけは必要!というものはありますか?(必須アイテム、知識、気持ち、情報・・なんでも)

①強い思いと実行力 ②先輩、仲間の存在 ③経営のノウハウ

Q9 これから介護予防指導士としての活動をしていこうという皆様にアドバイスをお願いします!

介護予防は自分事としても必要な知識や技術でもあり、仕事としては社会貢献の意味合いが強い活動です。こころも体もできるだけ元気で歳を重ねていくための援助、もし体が弱ってきてもそれに配慮しながら前向きに生活していくための援助、それを私がやるぞ!という思いのなる方一緒に頑張りましょう!!

お問い合わせはこちらから

投稿者

fumio_takaseki@j3d.jp

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