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コンサートって音楽療法なんですね

これは本当にたまたまのお話です。

ケーブルテレビを契約しているのですが、前日刑事ドラマを見ていました。

朝テレビをつけるとチャンネルはそのままの状態。

特になにかを見たいわけでもなくつけたので流れてくる音を聴いていました。

すると、流れてきたのは音楽。

こんな朝から音楽番組がやってるんだな~とテレビに視線を向けるとそこに映し出されていたのは舟木一夫さんでした。

舟木一夫さんと言えば1963年6月5日にデビューし、日本コロムビア専属だった丘灯至夫作詞の「高校三年生」が爆発的なヒットになり橋幸夫、西郷輝彦とともに“御三家”と呼ばれた伝説の歌手です。

そのままテレビを見ていたのですが、歌っているのは「高校三年生」ではなく、唱歌。

お客様は往年の楽曲も聞きたいのは当然ですが、舟木一夫が歌う唱歌を一緒に歌うことが楽しいのではないか?と気づきました。

唱歌を歌う前には舟木さんから色々な思いで話や、歌に関するお話がありその後歌うんです。

お客様はきっと往年の時代より舟木一夫さんを身近に感じそして一緒に歌う喜びを感じているんだな~

これぞ音楽療法だ!と感じるひと時でした。

舟木一夫さんの生まれた年は1944年ですから、当然お客様もその年代の方が多いわけです。

テレビでは今どきの歌しか流れてきませんから、コンサートで往年の曲と、その時代背景の曲を聞き、そして歌う。

回想法でもあるわけです。

音楽と認知症予防がそこにあるんです。

こんな書き方をすると嫌な感じですが、考えてみれば自分もその時代の音楽を聴くことで安らいだり思い出したりします。

そしてそれが自然と脳の活性化につながっているわけです。

音楽療法というと何かお堅い感じなのですが、実はこんなことも音楽療法なんです。

私たち「とよたMケアの会」でも体操したり歌を歌う通い場を提供していますが、規模も完成度も違いますがやっていることは同じなんです。

みんな歌いましょうよ!! 話しましょうよ!! 動きましょうよ!!

投稿者

fumio_takaseki@j3d.jp

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