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豊田市の介護予防・認知症予防プログラムの音楽療法

豊田市

豊田市は、日本の愛知県にある市で、名古屋市の東南約40キロメートルに位置しています。人口は約42万人で、市域は豊かな自然と産業の発展が見られる地域です。

豊田市は、トヨタ自動車の本社があることで有名です。トヨタ自動車の発祥の地でもあり、自動車産業が盛んな地域です。市内には、トヨタ自動車博物館や、トヨタ自動車本社ビルなど、自動車産業に関する施設があり、多くの観光客が訪れます。

また、豊田市は豊かな自然があり、三河湾や豊田市立総合動植物公園など、自然を楽しめる場所もあります。市内には、日本庭園や温泉施設もあり、リラックスできる場所も多いです。

豊田市は、自動車産業が盛んな地域であり、トヨタ自動車をはじめとする自動車関連企業が多数進出しています。また、農業や工業なども発展しており、多くの企業が集積しています。市内には、豊田市立大学や愛知工業大学などの大学もあり、教育施設も充実しています。

豊田市は、自然と産業が調和した都市であり、多くの人々が住みやすく、訪れる価値のある街です。

日本の介護事情

日本の介護事情は、高齢化が進む中で深刻な問題となっています。日本の65歳以上の高齢者の割合は、2020年には全人口の28.7%に達し、今後もさらに増加すると予想されています。高齢化に伴い、介護を必要とする人口も増加しており、現在、介護職員不足が深刻な課題となっています。

日本の介護保険制度は、2000年にスタートしました。この制度では、介護保険料を納めた人が、介護サービスを必要とする場合に、一定の自己負担額を支払うことで、介護サービスを受けることができます。介護サービスは、在宅介護や施設介護、短期入所などがあり、その内容や利用料金は、介護保険法に基づいて定められています。

しかし、介護保険制度は、介護職員不足などの問題があり、介護サービスの質の低下や、待ち時間の長さなどの課題が指摘されています。また、介護を必要とする人々や介護者の負担も大きく、社会全体で取り組む必要があります。

このような状況を受けて、日本では、介護分野におけるICTの活用や、介護ロボットの開発・活用など、様々な取り組みが行われています。また、介護職員の育成や待遇改善なども求められており、政府や企業、地域などが協力して、介護事情の改善に取り組んでいます。

認知症予防(介護予防)音楽療法

では・・・予防にシフトするとして、何をしたら良いか?

まず基本的な考え方として「認知症を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進」が必要となります。しかしそれは私たちが行うことではなく、国であり、県であり、市で行う必要があります。

私たちが出来ること・・それは「 認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、 介護モデル等の研究開発及びその成果の普及の推進 」です。そして、「とよたMケアの会」が出来ることは認知症予防(介護予防)でそのモデルを作り上げその成果を市に、県に、国に報告することです。

では、認知症予防(介護予防)とは何でしょうか?認知症予防(介護予防)とは介護が必要になることをできるだけ遅らせる。また、介護されるようになってからは、その状態を維持、改善して悪化させないようにすることです。

認知症予防(介護予防)とはバランスのとれた食習慣と適度な運動活発な精神活動をいつまでも維持し、意欲を持って生活すること と言われていますので「とよたMケアの会」ではこの認知症予防(介護予防)にいち早く着目し、音楽療法と体操を組み合わせた能動的音楽音楽療法で、いきいきとした生活を送っていただけるような通い場を提供し、認知症予防(介護予防)モデルを作り、成果を出していきたいと思っています。

音楽療法とは

音楽療法(おんがくりょうほう)は、音楽を用いて身体的・心理的な健康状態を改善する療法です。音楽は、人間の感情や行動に大きな影響を与える力を持っており、心理的なストレスや疲れ、痛みの緩和などに効果的です。音楽療法は、個人やグループのセラピーとして、またはリハビリテーションの一部として、様々な場面で活用されています。

音楽療法は、歴史的には古代ギリシャやエジプトなどの文化にも存在し、現代においても世界中で広く実践されています。音楽療法は、音楽の演奏や歌唱、音楽を聴くこと、リズムに合わせて身体を動かすこと、または楽器を演奏することなど、多様な方法で実践されます。

音楽療法は、身体的な疾患や障害、心理的な問題、社会的な課題など、幅広い問題に対応できます。例えば、がん治療中の患者さんには、副作用である吐き気や不眠症の緩和に効果があります。また、自閉症スペクトラム障害のある子どもたちには、社会性やコミュニケーション能力の向上に役立つことが知られています。

さらに、音楽療法は、健康維持や予防にも役立ちます。例えば、ストレスを抱える人々には、リラックス効果があることが知られており、健康的な生活習慣の一部としても推奨されています。

音楽療法を行う際には、病院や施設での専門家によるセッションが一般的です。しかし、音楽を自己療法として活用することもできます。例えば、自分の気分に合った音楽を聴くことでストレスを解消したり、自己表現や創造性を高めることができます。

一方で、音楽療法を行う場合には、個人差や状況によって、その効果は異なることがあります。また、音楽によって逆

効果が出たり、悪化したりすることもあるため、専門家の指導のもとで行うことが望ましいです。

最近の研究では、音楽療法の効果が科学的に証明されつつあります。例えば、脳波の変化や血液中のホルモン分泌など、身体的な変化が観察されています。また、音楽療法によって、自己表現能力や自己肯定感の向上、社交性の向上、創造性の増加など、心理的な変化が報告されています。

音楽療法による効果は、音楽を聴くだけでなく、音楽に合わせて身体を動かすことや楽器を演奏することなど、実践方法によって異なります。そのため、音楽療法を受ける際には、個人の状態やニーズに合わせた適切な方法を選ぶことが重要です。

また、音楽療法は、医療現場だけでなく、教育現場や社会福祉分野でも活用されています。音楽を通じて、コミュニケーションや協調性を学ぶことができるため、子どもたちの成長や、高齢者の生きがいの維持にも役立っています。

音楽療法は、音楽の力を活用して、身体的・心理的な健康状態の改善を目指す療法です。その効果は、科学的にも証明されており、幅広い分野で活用されています。ただし、個人差があるため、適切な方法を選択することが重要です。

まとめ

1.認知症高齢者等にやさしい地域の実現には、国を挙げた取組みが必要。

2.認知症への対応に当たっては、常に一歩先んじて何らかの手を打つという
意識を、社会全体で共有していかなければならない。

3. 認知症への対応は今や世界共通の課題。

「とよたMケアの会」では音楽療法理論に基づき、高齢者の方々に向けて、健康的な生活と心豊かな時間を提供し続けます。

高齢者施設や地域の自治体、そして企業の労働組合や健康保険組合の皆様にも音楽療法を考えていただき、認知症予防(介護予防)へ考え方をシフトすべきです。

投稿者

fumio_takaseki@j3d.jp

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