ブログ / 介護予防

介護予防とは

介護予防

介護予防(かいごよぼう)は、介護保険制度に基づき、要支援認定を受けた介護保険被保険者に対し、介護を要する状態の軽減または悪化の防止に資するよう行われる支援の事を指しています。 運動器の機能向上、栄養改善、口腔機能の向上等が導入され通常は、 市町村が設置する地域包括支援センターがそのマネジメントを行ういます。

地域包括支援センター 豊田市

介護予防の理念

・介護予防は、高齢者が要介護状態等となることの予防又は要介護状態等の軽減若しくは悪化の防止を目的と して行うものです。

・ 生活機能の低下した高齢者に対しては、リハビリテーションの理念を踏まえて、「心身機能」「活動」「参加」 のそれぞれの要素にバランスよく働きかけることが重要であり、単に高齢者の運動機能や栄養状態といった心身機能の改善だけを目指すものではなく、日常生活の活動を高め、家庭や社会への参加を促し、それによって一人ひと りの生きがいや自己実現のための取組を支援して、QOL(生活の質)の向上を目指すものである。

介護予防の問題点

・介護予防の手法が、心身機能を改善することを目的とした機能回復訓練に偏りがちであった。

・介護予防終了後の活動的な状態を維持するための多様な「通い場」を創出することが必ずしも十分でなかった。

・介護予防の利用者の多くは、機能回復を中心とした訓練の継続こそが有効だと理解し、また、介護予防の提供 者の多くも、「活動」や「参加」に焦点をあててこなかった。

とよたMケアの会が生み出す介護予防

介護予防の現場では、問題点にもあるように「多様な通いの場」の創出が遅れてきました。超高齢化社会を迎えた私たちは、雇用の創出も含め、通い場の創出を考えなければなりません。「とよたMケアの会」はまさにその通い場の提供を中心に置き、高齢者の運動機能の回復や、心身機能の回復を目的とした音楽療法+運動療法を用いた介護予防に取り組んでいます。

音楽には力があります。

時には・・涙をぬぐう勇気をくれたり、心を癒してくれたり、寄り添ってくれたり・・時には新たな挑戦の後押しさえしてくれます。

「とよたMケアの会」では、そんな素晴らしい音楽の力を使い介護予防に役立て、「通い場」の創出をしていこうと立ち上がりました。

愛知県豊田市においてリハビリテーション専門職等と音楽療法専門職、そして音楽を専門的に学んできた音楽家の知識を活かした音楽療法に取組み、 生きがい・役割を感じて生活していただけることを目指しています。

とよた市民活動センター

これらの活動を推進するには私たちの力だけではできません。市町村の積極的な広報により、生活機能の改善効果を住民に理解していただき、更に、実際に生活機能の改善した参加者の声が口コミ等が拡がることで、住民主体の「通い場」として確立するのです。

そこで「とよた市民活動センター」様に協力を頂き、豊田市の広報や団体登録、また、補助金などもいただき活動的な「通い場」が持続できるようお手伝いしていただいております。

とよた市民活動センター

まとめ

「生活機能」は人が生きていくために必ず必要なものです。

①体の働きや精神の働きである「心身機能」

②ADL・家事・職業能力や屋外歩行といった生活行為全般である「活動」

③家庭や社会生活で役割を果たすことである「参加」

音楽の力は全ての領域を手助けできます。楽しく歌い、楽しく運動することで生活機能が向上していくのです。

愛知県においてこれらの活動を民間レベルで真剣に取り組む団体は数個しかありません。「とよたMケアの会」は介護予防に真剣に向き合い、皆様の末永い健康を願い日々進んでおります。

とよたMケア団体概要

投稿者

fumio_takaseki@j3d.jp

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