音楽療法と音楽レクリエーション違いは・・
音楽療法は見方を変えれば「音楽レクリエーション」ではないか?と思われることがあります。
でもこれが「音楽療法」です!と対外的に言える違いは非常に難しいと思います。
基本的に音楽療法は治療を目的として行われますので、治療目的に合わせて音楽を処方するわけですが、その場合1:1のセッションが望ましいと考えます。
グループセッションの場合はたくさんの対象様に対し行うわけですので、ニーズには対応していない為、目的を見失ってしまうからです。
・・と硬い話をすればそういうことになるのですが・・
対外的への見え方については、どちらでも良いのではないか?と思います。
どんな音楽療法にも目的はあります。
音楽療法の目的
私たちが行う音楽療法の目的は、「介護予防」「認知症予防」です。
ですから対象者様は、どちらかと言えばクリアな人が対象なわけです。
介護されるようにはなりたくない・・
認知症にはなりたくない・・
いつまでも健康で若々しくすごしたい・・
そんな想いの方々が来ていただけるので必然的に同年代が集まり、グループセッションになりますので、楽しく音楽の力を使った体操などを行います。
楽しければ友達もできる。友達が出来れば通いたくなる。話したくなる。
それも一つの「音楽療法」の形なのです。
正解がないのが音楽療法
音楽療法はセッションを行う音楽療法士によって形もやり方も音楽も変わります。
結論を言えば、どれが正しいやり方なのかはありません。
音楽療法士の資質によって手法も変われば効果もちがいます。
「音楽療法」に見えるのか?「音楽レクリエーション」に見えるのかも実は音楽療法士の資質や話し方によっても変わります。
敢えてこれは「音楽療法」これは「音楽レクリエーション」と分ける必要もないのかもしれません。
対象様のニーズがあり、対象者様が笑い、効果が出れば「真の音楽療法」なのです。
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