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知っていますか?音楽療法の種類

音楽療法の種類には様々なものがあり、それによる効果やエビデンスの文献も様々あります。音楽には力があり、元気がでたり癒されたり、または勇気づけられたり、皆様も日々の生活の中で多くの音楽に助けられてきたはずです。

そんな音楽を治療の分野で使用するのが音楽療法と言えます。

音楽療法とは

音楽療法とは、音楽を聞いたり演奏したりする際の生理的・心理的・社会的な効果を応用して、心身の健康の回復、向上をはかる事を目的とする、健康法ないし代替医療  あるいは補完医療 、「現代西洋医学領域において、科学的未検証および臨床未応用の医学・医療体系の総称」と定義されています。

(出典:Wikipedia)

そんな音楽療法を使い、シニア・シルバー世代の健康的な生活と心豊かな時間をサポートするための活動を行うのが私たち「とよたMケアの会」です。

音楽療法には大きく分けると歌唱や演奏を行う能動的音楽療法と音楽を聴くなどの受動的音楽療法の2つに分かれます。

能動的音楽療法

能動的音楽療法では、音楽療法士の指導の下、対象者様の先頭に立ち歌をうたったり楽器を演奏しますが、あくまでも主役は対象者様になります。音楽に合わせて簡単な動き(体操)を取り入れることなどもあります。

介護施設やデイサービスなどでもレクリエーションとして行われることも増えてきました。

「とよたMケアの会」では「リズムおんスマイル」「歌声サロン」などがこの能動的音楽療法にあたります。

能動的音楽療法ではストレス解消になるなどの心理的な効果も期待できるほか、歌うことや運動することにより、心肺機能を高めたり、脳に良い刺激を与えるなどの効果があります。

受動的音楽療法

受動的音楽療法では音楽療法士が(子セラピスト含む)、目的にあった音楽や演奏を演奏し聴かせることを指します。もちろん主役は対象者様になりますので、聴かせたい音楽ではなく、聴きたい音楽を演奏することが重要になります。

リラックスを目的としたり、回想を目的としたり、うつ病の改善効果などもあげられています。

「とよたMケアの会」では、「歌声ひろば」「おしゃべりコンサート」などがこの受動的音楽療法にあたります。

集団音楽療法

集団音楽療法では介護施設やデイサービスなどで行われる音楽療法を指しています。「とよたMケアの会」で開催している「リズムおんスマイル」「歌声ひろば」「おしゃべりコンサート」も集団音楽療法となります。

集団でするメリットは

  • 社会性が向上しコミュニケーション能力が高まる
  • 達成感や一体感、満足感を味わうことができ孤立感から解放される

などがあげられます。

孤独になりがちな高齢者などは、集団音楽療法が適していますので積極的に参加してみましょう!!

個人音楽療法

個人音楽療法では、発達障害のお子様や、寝たきりの方に行います。病院や施設、またはご家庭に出張して行います。病院では緩和ケアで使用することも多く、ストレスや不安感を取り除くことが出来ます。

音楽療法士

音楽療法士は国家資格ではなく民間資格になりますが、現在では日本音楽療法学会の「学会認定音楽療法士」と全国音楽療法士養成協議会の「音楽療法士」などがあります。

「とよたMケアの会」で日本音楽療法学会の「学会認定音楽療法士」とその他の「音楽療法士」が在籍しており、質の高い音楽療法を提供できます。

日本音楽療法学会

投稿者

fumio_takaseki@j3d.jp

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2019年8月27日