糖尿病と認知症
とある研究で女性の認知症の危険因子としての糖尿病について研究された論文を拝見しました。
約230万人を分析した結果から、糖尿病と認知症の因果関係について浮かび上がってきました。
男女比べても圧倒的に女性の糖尿病患者が認知症になるリスクが高いようです。
それは女性は男性に比べ血糖のコントロールが難しいからだそうです。
糖尿病
糖尿病とは体内に取り込まれたブドウ糖は通常エネルギーとして利用されますが、インスリンの作用が弱いのでブドウ糖(血糖)を上手く利用できず、血糖値が高くなることを指しています。
糖尿病は生活習慣の乱れが原因とされていますので、適度な運動や、ストレス解消は糖尿病予防になることでしょう。
糖尿病と認知症
では糖尿病患者がなぜ認知症になるリスクが高いと言われるのでしょうか?
認知症の患者にはアミロイドβと言われる老廃物が蓄積し、脳にアミロイド班と呼ばれるシミに関与していることもわかっています。
通常このアミロイドβはインスリン分解酵素によって分解されると推測されていますが、糖尿病患者は大量にインスリンを出してしまうためインスリン分解酵素がインスリン分解にまわってしまいアミロイドβにまわってこない為、と言われています。
だから分解されずに蓄積されたアミロイドβはアミロイド班になり脳の萎縮につながる・・というメカニズムになっている可能性が高いのです。
糖尿病予防
糖尿病予防に欠かせないのは食事療法です。
糖分(炭水化物、お菓子)などは控えること!!
これは最低限の予防策ですが、運動もその予防策として大きな効果があることがわかっています。
とは・・いいつつ・・運動となると・・中々ですよね・・
その理由の一つに楽しくないから。という意見があります。
私も経験ありますが、一人でもくもくと運動するって実に難しいですよね。
介護予防わくわく教室
「とよたMケアの会」の提供する「音楽DE介護予防教室」では音楽療法士とスポーツインストラクターが皆様が楽しく運動し、介護予防、認知症予防、糖尿病予防していただけるようにゆっくり時間を使いながら楽しく運動するプログラムを豊田市を中心に構築しています。
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